みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

嫉妬 (夢)

そこは、わたしたち家族5人が最後に暮らしていたマンション。
思えば、その10階の窓から見える公園の向こうにある 細長い
川のような調整池の周りにも桜の木があって(まだその頃は若
木だったけど)窓辺から花の季節が楽しめたことを、あれか
ら、なんどもの花の季節が巡ってきても思い出すことはなかっ
たのに、ふっと今朝目覚めてすぐにそのことを思い出している。
それは、今朝目覚めて、それが夢だったのか、現実のことなの
かと考えて、、ゆめだったことに気がついたのだけれど、その
夢が、実にけしからん夢.、すぎること にも唖然としている。

突然、舞台はそのマンションの一室から始まった。気がつくと
知らない間に、その部屋に 知らない女と二人の子供がいて、
楽しそうに遊んでいるのだ。どうしてここにいるの?何してい

るの?と聞いても何にも言わない。困った様子も見えない。別

の部屋に行ってみると、そこにも女と子供が遊んでいて、また

べつの部屋に行ってみると、そこにも女と子供があそんでいて、
わたしをみてもべつに気にするような気配もない。最初の部屋
にもどって、なぜここにいるの?ともう一度問うと、、困った
ような顔をして、、ほかの部屋にいた女達と、なにか目で合図
し合いながら部屋を出て行ったのだ。そこまでは夢。目が覚め
て、そのつづきの夢、は、お使いにいって、その女に会ったの
だ。髪の長い細面の、、まだ若そうな。で、娘達の父親がその
ひとに部屋のカギをわたしていたことに、気配から、なんとな
く気がついたのだ。そう気がついて、、胸がざわざわしている
わたしが登場してきたのだ。予想外の、それは嫉妬みたいな。

そこで、はじめて、、ああ、これも夢だったのだと、、可笑し
くなって笑ってしまったのだけれど、もう、あれからずっと思
い出すこともなかったことを、、どうしていまごろ夢に見たの
だろう、、。このごろ、だんだん一人では背負いきれそうもな
い責任をかんじているからだろうか。。成るようになる、、こ
こまでそうしてきたそれよりすこし焦る気持ち。それとも母と

の別れに近い頃のメモに目を通しはじめているからだろうか。

ゆめゆめゆめ、、。