みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

親もやり直したい・・・。

・・違うかも知れないけれど、いつでもどこでももう一度、子供をやり直すことが出来るなら、可能ならわたしもやり直したいと思う。幼いと言う意味ではない「子供」として。それには親が生きていることが必須(?)だとしたら、もうわたしにその資格はない。母との思い出を取り戻したいと、母の初めての入院時から亡くなる日までの介護メモ(連絡帳のようなもの)5冊を義姉に送ってもらってから2ヶ月になる。

「1週間ぐらいね。」と言った筈なのに、そうそ計画どうりにはいかないものだ。3回目を通し要約(?)してパソコンに入力。その中にある母とわたしの時間は一ヶ月にも満たない。けれど、読んでしまうと、そこに、主に義姉と長姉、次姉との関わりを通して、母の切なそうな、、楽しそうな気持や、なつかしい風景を語る母の言葉に立ちまってしまうのだ。もちろん、やりばのない義姉の気持ちもそこには赤裸々に描かれている。ただ単に、その介護メモから、母と、わたしの時間を掬いとろうとした、美しい思い込みは、みごと打ちのめされ、ご褒美として視力低下に加速をかけた実態だけが今はあるのみ、、。今でも、もう一度子供をやり直せたらと切に思う。でもどうにもならない。いい気味である。

そんな過去を持つわたしはいま、親のやり直しも出来たら良いと思っています。

いつでも、どこからでも(?)いいなら、もう一いちど母!まだ間に合うだろうか?

カーテンの向こうの空には、のっぺらとした白いやわらかな雲が浮かんでいる。