みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

小指の思い出

まぶしさと、ゴロゴロ感とわき出るような涙に我慢できなくなって、ヤグレザーの予約日を待たずに眼科医に駆け込んで2日目。両の目の逆さまつげを抜いていただいて、ドライアイ用の目薬を一日4回。今日は2回目の点眼を忘れるところだった。倦怠感も和らいできて、気になっていた流し台周辺の掃除をした。油こし器を置く辺りをのぞけば案外きれい。

扉を全開して風を通してさっぱり。日頃使わないものは廃棄。最後の仕上げに、流し台と床の隙間を思い切り力を入れて拭いていたら、小指に激痛、、鈍痛に変わってジュワ~っと赤黒い血がにじんできた。傷口を水道水で流し洗い、黒ずんだ血は排水溝から流れていった。メモAをたっぷりぬって近くにあったキッチンペーパーをちぎって巻いて応急処置。バンドエイドを探しても見当たらない。(この領域はkayoなのだ)仕方がないので薬を塗り直しテッシュで包帯代わり。傷口は小さいけれど深そうな傷。おとなしくしていれば良いものを。いや、そんなところには何か危険が潜んでいるはずと用心するのが、、大人、なのかも知れない。2~3日は水仕事免除。そんなこと夢ゆめゆめ。けれど右手の小指。右利きのわたしには不幸中の幸いだったかも知れない。

もう40年も前の事になるけれど、左の小指がヒョウソウになったとき、左手の小指なのに、とっても不自由を感じたことを思い出す。あの時は、某大学病院の外科で、一度の切開では痛みが止らないで、3日後再切開。「これ、本物のヒョウソウだ。」なんてことになって写真まで撮られた。(あのときの写真まだ保存されているのだろうか。)危ういところで左手小指第一関節からの切断を免れたのだけれど、今でも左手の小指の先の神経はあやふや。上二人の娘達のエレクトーンレッスンに便乗。わたしも少しは弾けるようになってきたエレクトーンを弾かなくなったのも、その時だった。小指って大事だいじ。