逆さまつげを抜いていただいた後、それまでの倦怠感も薄れたと調子に乗ったのが良く無かったみたい。老いては体をいたわりましょう。当然のことなのに想像もしていなかった眼のおとろえ。先生のおっしゃった「右目の損傷(?)はもう直りませんよ。」の言葉を あの日から10日も過ぎた今「あの言葉は本物、、。」との思いに至っている。
カメラのレンズをのぞくのは10年余りずっと左目と決まっていた。なのになぜ?。白内障の手術を先にしたのが右目、その5年後ぐらいに左目をした。それまで、遠近それぞれのメガネをいくつ作ったことか。その煩わしさから解放されたのが白内障手術による恩恵(?)と喜んでいたのだけれど、どこかにひずみは来るものなのかも知れない。と、やっと我が眼の衰えを素直に受け入れる心構えが出来た。
眼の衰えよりも、狭心症とやらで命の危うさも今より身近に覚悟していた頃もあったのだから、これからの日は、全身と上手くつきあうべし。と言うわけで、とりあえず眼を使うことはなるべく避けて、今は耳を使っての音楽鑑賞。なんども廃棄しようとしながら出来なかった20年も前に買ったCD。「ホームクラッシック名曲集」の他に「ポールモーリアの世界」とか「世界愛唱名曲アルバム」など発見(?)私的最古と思われる徳間書店作品サウンドブック~となりのトトロ~まで出てきて、今はその世界に浸っている。あなたがセントポーリアを何よりも愛していたあの頃のもの。
よりみちよりみちはやしたてるあなたに
こんな時も無駄ではないの、とかばうあなたの言葉が虚しく響く
と~とろと~とろ
タンタンタタタタタン
タンタンタタタタタン