「詩と思想」が届いて、月の終りを知るようになって
3年目の夏。今年は猛暑と台風のあと, 今朝やっとセミの
賑やに鳴く声が聞えるようになったばかりと思っていた
らツクツク法師まで鳴いて、、吹く風もはや秋の気配。
駐輪場の屋根からじりじり感じる熱、それでも部屋を
通り抜ける風は涼やか。少し汗ばみながらも天然クーラ
が良い。
昨日届いた「詩と思想8月号」ぱらぱらとめくる。
めくりながらたどりついたページの見出しは表紙には
見なかった「叢書 現代の抒情」を読む(1)青木弓弥子。
「詩は、思い歌うものなのか、思いを伝えるものなのか。
いわく言い難い。」・・とはじまっている。読んでいくう
ちに、いつも真摯に詩と向き合っている筆者だからこそが
書ける記事だと思った。及川俊哉「えみしのくにがたり」を
巡って(前編)神山睦美「書評研究会」も、「えみしのくに
がらり」をなかなか理解困難に感じていたわたしには、
とても面白く読んだ。まだまだパラパラの段階だけれど
今は、こんなところかなぁ。