みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

張り紙

部屋のどこかで「しばらく化粧品は買わないようにしよう。」って書いた張り紙見かけたけれど「しばらく本代節約しよう。」って張り紙パソコンの近くに必要かも、、そんな事を思う朝でした。遠くで鳴く山鳩の声に耳を傾けながら、昨日の午後届いていた橋本シオンさんの詩集「これがわたしのふつうです」を読んだ。”鉄塔の真下、のいちごのカクテル”を読み終えてその中に「娘は処女だった」って2カ所に、、強調するように書かれているのを読みながら吹き出してしまったのだけれど、前編の詩は老女が読んでも感動なし。(笑)・・なんて書いたけれど、病み上がりの老女だから読みが浅いってことも原因しているので許してね。良いなぁと思ったのは後半の「東京」私的に心に触れることが多々あるからからかも知れないけれど。体験した中から生まれる言葉は心に響いてくる、、そんなことを感じさせてくれた詩集だった。次に彼女の生み出す詩が詩集が楽しみだ。昨日は、午前中届いた中井ひさ子さんの詩集「渡辺坂」を読ませていただいた。カラスとときどき話しをするのはわたしぐらいかと思っていたけれど、彼女もまたカラスとときどき話しをすることを知った。けれど、中井ひさ子さんは特定のカラス「クロ吉」とだけと言うから、目のあったカラスならクロ吉だろうが白吉だろうがかまわず話すわたしとは違う。こだわりを持つこと、、それは持つ詩力にも通じるのかもしれないと敬意をも抱き、、我が身を振り返っている。ひさびさいろいろな詩集に出会ってなお詩の面白さが見えてきたように思う。

お昼過ぎ、、ピーよ、、ピーよ、、ピーよ、、ピーよと甲高くさえずっていたのはヒヨドリ。渡り鳥と言うけれど、あれは別れの挨拶だったのだろうか。