みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

知ると言うこと

このところずっと仕事が忙しく、帰りの遅かったKayoだったが、お盆も過ぎて夏休みも近づいてきたからか、今夏の繁忙期も過ぎたらしく、昨日あたりから夕食を一緒にとるとが出来るようになってきた。朝夕の新聞を階下から運んできてくれるのは彼女のこの頃の日常。新聞や配達物を手にするこは、記事に触れる機会やもろもろを知り感じることにもなるとも思う。今夜もそうだった。ね~お母さん、この人知っている?え~・・?。詩を書いている人だから知っているかと思って。どれどれ、あっ、伊藤浩子さんだ、、知ってる、フェスブックでお母さんのお友達だよ。どれどれ見せて・・。風呂上がりのわたしは直ぐにでも横になりたい身体を立て直して8月23日付け朝日新聞夕刊を手に「詩の地平 開く異色作」3面・を開いた。そこには今年鮎川信夫賞のベテランと気鋭、荒川洋治さんと伊藤浩子さんの写真も出ていた。その写真の彼女の顔の真ん中についた折り目がなんか許せない気もしたのだけれど、その折れ線が幾分か彼女の表情を和らいだ雰囲気にしていることに気がつき折り紙の面白さ楽しさを再認識した。それと同じように、今日のこの記事に触れたことで、わたしのなかで、つい先程まで「才女」のイメージが強烈だった彼女のイメージと今彼女に抱くイメージとは大きく違う。才女のイメージである彼女の作品になぜ惹かれていたのか、そんな思いも今解けたような気がする。なにより嬉しかったことは、一緒に暮らしている3女が、母が詩を書いていることを認識していてくたていたと言うことかも知れないのだけれど。ね。(笑)

「歩き出す言葉たち」の山崎修平さんの作品も、本当に今にも歩き出しそうな気配を感じさせてくれる楽しく面白い作品だ。

気がつくと、もうこれらは昨日のことになるんだね。間もなく24日、新しい日の朝刊が配達される時間だ。