みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

退院後はじめての外出

昨日は、郵便局からの振り込みの用事がてら、29年分の市敬老特別乗車証負担金4,000円を納付して、これから1年分の市営バス電車の敬老特別乗車証を取得。その足で久久美容院へと足を伸ばした。もう3週間ぐらい前だったと思う。雨の中で女の人から手渡された美容院のチラシ。そんなとき、いつもならスルーするのにその時は立ち止まって手にしていたチラシ。帰って気がついたのだけれど、その1ヶ月ぐらい前に同じ美容院から宣伝用ハガキが我が家に届いていた。それで、なんとなく今度はそこの美容室へ行ってみようかなんて思ったのだけれど、初めての美容院へ行くのは今でもドキドキする。普通なのかも知れないけれど、そこの美容室はランクがあるのだと電話したときに知った。美容師さんの経験年数、技術面プラスお客さまとの相性からスタッフさんがきまるというシステムらしい。なるほどとは思うけれど、シャンプーとカットとパーマとリンスとで示された値断は現在のわたしの財布の中身には少し不似合いのような気もしたけれど、、まぁいいかぁ。この3ヶ月余り続いた病院との関わり。それに耐えた精神力(?)と身体にご褒美と思えばなんてことはない。伸びきったお下げ髪からウエーブのある髪型に変身。それだけでももうすっかり健康を取り戻した気持ちになって、帰りにはお使いまでして帰宅した。その反動か、今日は膝から下ががくがく鳴っている。

 

退院するとき、病院の玄関をでて真っ先に感じた風の気配とキンモクセイの香り・・。帰宅して玄関を開けると、その時の感じとは裏腹な、古びたような重いような空気がわたしをおおった。それを一掃したくって急いで窓を開けると、ここにもさわやかな風とキンモクセイの香りが吹いていた。時にはいろんな音や声の聞こえた静かな病院の夜。ここでの夜は、虫たちの鳴く声がしずかにするだけだ・・・。