みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

うれしいニュース

 昨日のNHK朝ドラ「半分 青い。」をみながら
 耳鼻科の先生の説明をうなずきながら聞いた。
 すずめちゃんと発症の原因は違うけれど、かよも

 もう20年余りも全く同じような状況の中で過ご

 してきたのだけれど、それを外部に対して説明す

 るのは難しいことだった。

 かよは「耳がヘン」と言ったとき、スズメちゃんと

 同じように突発性難聴の症状は全くなくそれでも突

 然聞えなくなったので、入院して突発性難聴の治療

 を受け続けた。それでも一向に回復の兆しが見えなく

 て治療は中断、、術後の放射線治療のため、
 「耳の神経も目の神経もボロボロなのでもう直らないよ」
 という診断。(目はその少し前にものが二重にに見える
 様になっていた)その診断を本人同席の場で受けた。

 術後7年ぐらい過ぎてからのことだったろうか。
 まれにこんなことはあるとはガンに関する本で得た知識は

 あったもののそれは私だけで、かよにはそんな知識は無か

 ったから、突然先生から「もう直らないよ」と言う言葉を

 聞いた時はそうとうショックだったろと思う。

(けれど彼女の泣いたのをわたしも見たことがない)
 以後・・そのころ半年に一回は術後の検診を受けていたのに、

 「もう病院へは行かない、どうせ直らないんでしょう!」が

 かよの言い分になった。
 
 その頃は、本人の前で「もう直らないよ」などと余りにも残酷
 な宣告と思ってけれど それはもしかしたら先生の愛だったの
 かも知れないと いつしか思うようになっていた。
 この子なら「大丈夫!」そう信じてくださってのことか、いつも
 母と子の姿しか先生の目には映っていなかったであろ あの頃の
 状況の中で、、主治医の先生はわたしの負担を半分担ってくださ
 ったのかも知れないとも思うことも出来る。それから数年後、そ

 の先生はガンで亡くなれれたと 手術を受けた頃の主治医の先生か
 ら伺って知った。なぜか、今でもときどき おひげを生やした一見
 怖そうに見えた魚住先生のことをやさしく思い出すことがある。
 ずつと心配してくださっていたことも知ったからだろうか・・。

 奇しくも、今日は彼女のお誕生日。
 お誕生日の我が家の定番、お赤飯を用意して待っていたら、まさか
 の早い帰宅。最近は、残業もあまりなく、、普通の時間に帰宅する
 ようになったのが嬉しい。何よりのプレゼント(?)それは夢を見

 ているようで、いつ目がさめるかとはらはらなのだけれど 以前に

 もあった一時のことではない様子。働き方改革実践!? これは

 我が家の超うれしいニュースでもある。