みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

歯科医へ&ふきのとうと兄のことなど。

左下の奥歯に異変を感じたのは土曜日。
運よく月曜日に予約が取れて、今朝一番歯医者さんへ。
ずつと前に治療した虫歯がまた虫歯になっているとのことで、
その治療。治るまで何度か歯医者さん通い。この頃、春めいてきたので、徒歩とバスと徒歩、程よい行程。
帰り、買い物に立ち寄ったお店で、見つけたふきのとうは、まだ、親指の第1関節位までの大きさ。また兄の思い出が過った。
かよが退院して間もなく迎えた丁度今頃、兄から宅急便が届いた。中からは、黒土のついた小さなふきのとうが3個。春になると実家の畑のそばの土手に、毎年芽を出していたふきのとう。一番に見つけるのは、いつも兄だった。

f:id:m-bunko:20220131212153j:plain

はつもの
兄の死の9年も前のことだから、もう32年も前の話になる。
空の上から、かよの元気になった姿見てくれているだろうか。
近くで、もっともっと甘えればよかったのかもしれない。
それでも どんなに向こうが明るく楽しそうで こちらは辛く
悲しいような気がしていても 死を選んだだろうか。
兄の自死から這いあがることができないでいることを書いたブログに「そんなもですよ。何年たっても忘れられませんよ」とコメントしてくださったのは、秋亜綺羅さん。それが普通で異常ではなと知って精神的にとても救われたこと、今も、ときどき思い出します。東日本大震災の起きたのはその翌年、兄はそのことも、コロナのことも知らない。どうしただろうと ふと思ったりする。