みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

6月1日・・夢・儚く消滅

今日から6月。
初夏の日差しが眩くきらめいて
木漏れ日を踏んで歩いてきたのに
帽子からはみ出た右の頬がひりひりする
咲いたばかりのあじさいは花房を垂れ
日傘を欲している風だったけれど
そのまま見過ごしてきてしまいました。
思いのままにはならないものです。
”それこそが「豊かさ」”とおっしゃっていたのは
作家の落合恵子さんでしたね。(5月30日朝日朝刊にて)

気になっている母の介護メモ
パソコンのノートを開くと
「忘れているでしょう、、」とでも言うように
「ははのし まとめの言葉」のページが現われる。


「会社やめる時、一ヶ月の休暇もらえるんだって」
と言っていたkayo。
「その間はのんびりしようね」あとのことはそれから。
お互い不安が無いと言ったら嘘になる
けれど不安はお互い言葉にはしない
彼女の体で働ける限界は見えているのだから
何よりも「再生可能な状態の心身」を優先に思う。
次女の時もそうだった。
その後、苦労している様子を垣間見たとき
「あの時、、もっと違うアドバイスが出来ていたら」と
思ったりしたりもするけれど、負の人生体験もまた
豊かな人生と言えるのではないのだろうかとふと思う。
「心身健康」(そう・・)であることが一番。
甘いね!と言われてもそれは譲れない。

「退職のこと工場長に伝えたら、却下されたの」
とは、昨日帰宅後のkayoからの報告。
「勤務態勢を考慮」して下さるという救いの条件付。
今度で2度目か3度目。
最初の時は入社した翌年だったか。

・・あれから10余年。
その時は、帰宅してわんわん泣いて「もう行かないよ」
と言っていたところに、、掬いのお電話。
あれからは、もうあなたは泣いたはりしなかった。
すこ~しづつ大人になってきたから・・。
朝起きて「顔がむくんでるよ、、どこか悪いの?」と
聞くと「どこも、疲れてるだけ」と言っていたけれど
そうだったんだ、、と鈍感なわたしは思うのでした。

これで売れない詩人の

「秘書見習いに雇用」などと企んだ夢は儚く消滅