みやうちふみこのブログ

日々の思い こぼれないように 

明日は、兄の命日

昨日の夕方、パソコンの手を休め、灰色の宙を確認しよと立ち上がると同時位に、けたたましくなく鵯の声を聞いた。意外なことに外には雪が舞い始めていた。いつもこの時期は寒い。一瞬で雪はやんで雨になった。明日は、1月30日。

今日はその前の日29日。あの年の今日は、宙全体が重い灰色と茶色の風に包まれているような重苦しい日だった。今でもあの日の正午ごろ、電話していたら、兄は、今も生きていただろうかと思ってしまう。

今年の今日は、あたたかな春の陽が射していた。あの日が、もし今日のような日だったら、兄は、今も生きていただろうか。地球上は今、コロナウイルスが蔓延、世には政府から緊急事態が発せられて、外出自粛が求められている、青い空にぽっかり浮かんだ雲を見上げながら、わたし、今は、詩を書いているのよ。今は、明日はどんな詩が書けるかしら、などと思いながらいます。みちさんは、笑顔で、あら、そうなのって言ってくれるでしょうね。空いっぱいの星。お月様も明るく光って、外はキンキンとに冷え込んでいる。kayoちゃんは、明日、と明後日出勤。

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