昔々のことだけれど、
あれは原宿に次女の勤務する会社があったころ
何度かお邪魔したことがある
お邪魔したのではなく押しかけて行った
と言う表現の方が合っているかも知れない
今思うと、冷や汗がわき出てくる
その時次女の出してくれた麦茶の
おいしかったのを 夏のはじめ
今頃になると今でも思い出す
聞いたことがあった
どこの麦茶?入れ方は?ってね
そしたら
「普通の麦茶を普通に・・」と言っていた
で、あれ以来
普通の麦茶を普通に入れてみるのだけれど
あの時のあの風味は味わえない
彼女は思ったこともないだろうな
毎年夏の初めになると
あの頃のあの事務所の部屋とあなたと
あの時の麦茶のことをなつかしく
思いだしている人がいるなんてこと
思いがけない贈り物が届いた
これもまた、忘れられない思い出になりそう