朝、3時過ぎ目を覚ますと、風のうなり声が聞こえて、桜の枝が大きく葉を裏返しながらか風になびいていた。手すりにもたれて東の空に光って見える星を確認してから目を移し、こらしているとだんだん星の数が見えてくる。
気が付くときどき見かける（歩き方）男の人が中庭（ベランダの下の空間）のなつ草の中にできている一本道を通り過ぎる人の後ろ姿が目に入った。白いTシャツ姿で、この夜更けどこへ行くのだろうか。垣根の向こうの駐車場から黒い車が発車した。そのエンジン音に驚いたように黒っぽい猫が飛び出すよに出てきて暗闇に消えた。そのあとを追うように白いビニール袋が風に飛ばされてからからと音を立て飛んで行った。それでも、身体はまだ生ぬるく脳は目覚めてくれない。ベッドに入る前止めたエアコンを起動、除湿をする。やっと皮膚が冷えてきて、脳内も動き始めたようだ。
でも、もう5時半、と時計を見ていたら、、ピピ、ピピ、Oやんの部屋の目覚ましがなっている。
まだ、時折ごゴウオー～ゴウオーと風の音も聞こえてくる。日中は、風も収まり、気温がどんどん上昇、部屋の温度も30度を超えて、一日中エアコンの中。いまやっと外気をいれ、正常に呼吸をしていることを実感している。星のたくさん見える夜。最近、目がとても疲れる。夜、本を読んだりパソコン画面を見るのがつらい時がある。上の姉からレンコンが届いた。甘いとうもろこしみたい、とOちゃんにとても好評。せっせと使い果たさなければならない私には不評、、。88才、しばらく会っていないけれど、声は
50年前のまま。不思議。
